★雑草魂2012年2月18日山梨オオクワ材割り採集記

 

また山梨へと 向かった 当日の夜中に雪が降り どうしようかと

思いましたが  大丈夫でしょう と行く事に・・・・

カッパを忘れた私は これはまずいと外を見ながら思った

ズボンビショビショになるなと・・・

しかし 現地に到着してみると 見事に晴れていた

あー良かった 採集日和です

今回は入る場所を決めていたので そこに向かいます

どのようなルートで ポイントを見ようか 打合せをしながら

準備をします

ルートを決めて まずは 2人で 材が有りそうな方向を

目指して歩くが活きの良い健康な木しか見当たらない

何処まで歩いたであろうか かなり 進んだ所に ぽつんと材が・・・

なっ いきなり これはキタでしょうと

思う材を2人で 発見  私が削らせて頂きます

少しチェックすると 2令チックな食痕の後に こんな色の食痕が

現れた げっ この色 居ないか セイジュウでしょう!

多分オオクワだと 思うので慎重に削る事となった

慎重に 慎重に追いかけていると いきなりこんな光景が見えた

おっ大きな♀ このサイズはもう 間違いない

直吉 はっ 花さん オオクワ

花さん えっ 何が出たの

直吉 ♀のセイジュウです

花さん やったじゃん  じゃー帰ろう!

直吉 エッ いやいや これからでしょう!

でも花さんの気持ちもわかります だって 採れないと夢中で探しますが

ボウズを逃れてしまうと なんだか 気が抜けるっていうか そんな

感じになってしまいます  しかし早い時間にボウズを逃れた

時はチャンスなんです 薄いであろう 地域の調査に乗り出せる

からです

直吉 花さん この♀ 凄くでかくないですか?

花さん そうでもないんじゃない 41か42ってとこでしょう

直吉 えー もっとでかいですよ きっと 後で測ってみましょう

後で測ると 40ミリだった(T_T)

お山で出会うと ほんと大きく見えてしまいます

 

この♀を 追いかけている最中に 食痕が出てしまったので

花さんにタッチ してもらおうかと思ったのですが

直ちゃん とりあえず 見えている食痕の奴だけ採っちゃって

と言うので 追いかけた

今度は 初3令の♀ でした そして次も初3令の♀

ここで終了 万が一にも 雄の成虫が居るかもとは思いましたが

貴重な材をこれ以上痛めたくないので 終了です

この時点でわかった事は 成虫と初3令が居たので 何代か

繰り返し産卵していると言う事

もうね おなか一杯だし この材からはですが・・・・

で 次のポイントに大きく移動する ちょっと見たい場所があったので

花さんにそこへ行こうと言い 向かった

車を止め易い場所に入れて 準備をしていると

だれかの手袋が落ちていた

これ 採集者のでしょう きっと 誰のですか?

 

色々と歩き回っていると だいぶ 遠くまで 来てしまったようです

仕方が無いので いったん道に出て 車へと戻ります

それにしても 良い天気です

車に戻ると 既にお昼になっていたので ここで昼飯タイム

歩き回ったので 疲れがでた そんな時は味噌ラーメンです

食べ終わると 早速次へ 直ぐに時間は無くなってしまうので

長居は無用です

 

次は 比較的薄い地域に向かった そこでは 分かれての捜索

色々と見ながら歩いていると  こんな材が 有った

これ ヤバイと思った 硬さも丁度良い セイジュウチャンス!

で 少し割ってみると いきなり こんな 食痕が・・・・

この時点で花さんを呼ぼうか 迷ったが なんだか 太いけど

違うような気もするので止めておいた  しかし

このムキムキな食痕に魅力を感じてはいた

 

やはり これキテル と思う 慎重ににやらないといけないと

思い 細かく刻んでいくと 幼虫が見えた

えっ 君は コクワガタ君じゃ ないですか えー

騙された瞬間だった ちくしょう この材からは こいつ以外

出てきませんでした

まだまだ未熟な私は コクワの食痕を見破れませんでした

その後も捜索を続け こんな材にも巡りあいました

少しだけ ドキッとするような場面も有りましたが

コクワでした

花さんも色々とチェックしたようでしたが 本命には会えなかった

ようでした

 

 材割りの難しさも感じたが やはり 材割りの魅力の一つに 実際に

幼虫の顔をみるまでは 確信が持てず 追いかけている最中のドキドキ感が

たまらないと 再確認した 一日となった

 

次は大歯だな・・・・・   それは無いか(^_^;)